谷村新司(64さん)、堀内孝雄(63)さん、矢沢透(64)さんによる

バンド「アリス」が14日、

福島県郡山市内の仮設住宅で東日本大震災の被災者のための復興支援ライブを行いました。

これまで震災後、アリスのメンバーはそれぞれ個別に支援ライブを行っていたのですが、

アリスとしては初の復興支援活動となりました。

14日のライブ会場は何と「トラック」に設置されました。

↓トラックでのライブの様子【画像】

 

 

谷村新司さん、堀内孝雄さんはアコースティックギター、

矢沢さんはコンガを叩いて演奏。

それはアリスの原点ともいえるシンプルなスタイル。

唄った曲名は「チャンピオン」「遠くで汽笛を聞きながら」「冬の稲妻」など9曲。

原発事故で富岡町や川内村などから避難している約400人を激励しました。

そして堀内孝雄さんは、福島が舞台となったドラマ「白虎隊」(86年)の主題歌「愛しき日々」をソロで歌った。

その後に谷村新司さんが「いい日旅立ち」をアリスの演奏で披露すると、

会場は大合唱になり、客席では涙ぐむ被災者の姿も数多く見られたそうです。

ライブ終演後、谷村新司さんは

「先の見えない不安の中で、ひとときでもいい思い出がよみがえるように心を込めて歌った。今後も歌で応援していきたい」とコメント。

堀内孝雄さんも「胸いっぱいでした。僕らは歌でしか返せないので、笑顔を見られて幸せでした」と感想を述べました。

アリスですからきっとパワフルなパフォーマンスを見せてくれたことでしょう。

これをきっかけに被災者の方には少しでも前向きになって頂きたいものですね。