自民党の安倍晋三氏が石破茂氏との決選投票に勝って次期総裁に決定した。

この次の総選挙では、自民党が第一党になるのはほぼ確実な見通しなので、

安倍氏が次期総理に当確といえる。

 

安倍氏は6年前の2006年に首相となり、安倍内閣を組閣した。

この安倍内閣では、大臣の失言問題で交代がお多く出たり、参院戦で惨敗したり問題はあったが、経済状況は順調で、株価も日経平均が2000年以来の高値を付けた。

こうして、批判を受けながらも実績を出しつつあった安倍政権だったが、持病で体調を崩し、一年弱で政権を投げ出してしまったのが惜しまれる。

安倍氏の持病は、2年前に出来た特効薬で完治したとのことで、次期の内閣で前回の色々な経験を踏まえた、政権運営を期待している。

特に、前政権の時の様な、経済の再活性、株価の上昇が再現するよう切に望んでいる。

 

安倍氏はタカ派との評価があるが、党内の調整に追われて腰が定まらず、海外から疎んじられる、民主党政権に変わって、もう一度日本の立場を明確にした、他国から馬鹿にされない政権運営を期待している。

特に、今回の総裁選で決選投票を争った石破氏どは政策的にも似通ったものがあり、石橋を要職に起用すれば強力な体制を作ることが出来るだろう。

兎に角、この3年余りの民主党政権の外交・震災の後処理・原発の処理といった重要事項の失敗が相次ぎ、海外からの日本の信認は地に落ちてしまっている。

これを新しい安倍政権でなんとか取り戻して欲しい。

 

繰り返しになるが、経済の再建で日本の将来を明るいものにしてもらうのを期待している。