KDDIの田中社長が、ソフトバンクからKDDIに移るユーザーが急増しているとコメントしている。

iPhone5の商戦の初戦で、KDDIが勝利している様だ。

KDDIとソフトバンクのiPhone5の違いは、LTEのテザリング機能の有無。

KDDIのiPhone5はテザリング機能を持っているが、

ソフトバンクのものは持っていない。

この点を指摘された、ソフトバンクの孫社長は来年ソフトバンクのiPhone5もテザリングを持つと言明した。

 

テザチングというのは、3GやLTEの様な携帯電話サービスの電波を受け、

これをWiFiの電波に変換する一種の電波の中継機能。

このテザリングを使えば、携帯電話のそばでパソコンやいiPadの様な端末を、

WiFiで通信することが出来るので、一台のテザリングが出来る携帯端末があれば、

他のパソコンはiPadは通信料を払わないで利用できるので大変便利な機能。

 

KDDIはLTEを導入する前から、関連会社のUQが提供するWiMaxのサービスで、

スマホのテザリング機能をて供していた。

WiMaxでも40メガビットクラスのデーターサービスが出来るので、

動画のストリーミングでも十分使えるサービスだった。

KDDIはこのサービスを525円で提供している。

知る人ぞ知るで、WiMaxのテザリング機能を持ったKDDIのスマホは隠れたベストセラーだった。

 

iPhone5ではKDDIはこのテザリングをLTEという高速データサービスの開始に合わせて提供を開始したのた。

LTEは使用する電場の帯域で実現できるデータ速度が異なるが、

KDDIが提供するLTEは75メガビット/秒の速度で、

これはUQより高速で、ユーザーが飛びつくのは当選の事だった。

 

KDDIはLTEサービスを当初は今年末に予定していたが、

iPhone5が9月に販売開始になるので、それに合わせてLTEサービスの開始を前倒しにした。

KDDIはLTEサービスの開始にあたって十分な準備をしており、

サービスするエリアもNTTドコモに負けないものを急速に創りあげようとしている。

 

ソフトバンクが何故テザリングを入れなかったかは不明だが、

テザチングがユーザーからsまり期待されていないと思っていたか、

ネットワークの提供に自信が無かったせいかもしれない。

 

iPhone5の発売開始が9月21日だったので、9月の携帯電話の商戦にどれだけ貢献するかは不明だが、

10月初めに発表される、9月の各社の純増の発表が注目される。