iPhoneが登場した時は、それまでに無い画期的な製品だった。
アップルらしいUIと斬新なデザインが圧倒的な存在感を示した。
しかしこれがiPhone5になって、その存在感は以前とかなり違ったものになっている。
確かに予約開始直後に200万の予約を全世界で集めたことは凄いとは思うが、
製品として見た場合、競合するスマホに比べそれだけ優っているかといえば、
余り見当たらないのが正直なところだ。
今、iPhoneとアンドロイドのスマホを使っているが、
手に持って時の感触、操作する時の直感的な分かり安さはアンドロイドの方が自分には合っている。
とくにiPhoneの角ばった、ゴツゴツした感触には最初から違和感があった。
パソコンでも有ったように、初期のマックで圧倒的な存在感を示したマックが、
Window勢に巻き返され、マイナーな存在になってしまったのが、
再び繰り返されると感じているのは私だけではないだろう。
製品の投入の速さ、ユーザー視線で見た機能の盛り込みは、
これまでの各社の製品開発・市場投入の状況をみると、
やはりアンドロイドを始めとする、非アップル系のものが優っていると思う。
携帯電話やスマホは、ユーザーに受け入れられる製品をタイムリーに提供したものが勝つ。
特に日本のように、携帯端末の利用では、ガラパゴスと言われるほど、
突出して発達した利用技術を持つ市場では尚更だろう。
お財布携帯が当たり前な日本だが、
そのおサイフ携帯を使えるインフラを持っているのが日本の強みであり、特徴になっている。
こえらまでは、アップルのブランドで買ってきたiPhoneだが、
これからは同じような有利な展開が続くか、見守りたい。
特に日本の市場での動向に大変興味がある。