俳優の千葉真一さんが10日、日本体育大学(東京・世田谷キャンパス)で行われた、
同大学の卒業式で特別卒業認定証を授与されました。
特別卒業認定証についてなのですが、
日本体育大学では、
やむを得ない事情でを同大学を卒業できなかった人が、
その後、社会で同大学の発展と名声を高めた者を対象に新設されたもので、
在籍時に100単位以上を修得していていれば
授与されるものだそうです。
千葉さんは1957年に日本体育大学に入学したのですが、在学中に座骨神経を損傷。
医師から1年間のドクターストップの診断を受けました。
その後、東映の第6期ニューフェース合格を機に俳優転身を決意し、59年に中退しました。
しかし、中退後の千葉さんの俳優としての功績や名声を、
日本体育大学が単位として認め、千葉さんを卒業させたのです。
千葉さんは映画『柳生一族の陰謀』で演じた柳生十兵衛の役が興行的に大ヒットし、
映画『『直撃! 地獄拳』はアメリカでも高く評価され、
「空手=千葉真一」というイメージを植え付けました。
功績と名声はいうまでもないことでしょう。
千葉さんは、特に海外で、立派に活躍されてこられたと思います。
そんな千葉真一さんですが、1974年に結婚した女優の野際陽子さんとは、
1994年に離婚しています。
離婚の理由は、千葉さんがハリウッドでの活動で忙しく、ほぼ別居状態であり、
仮面夫婦だったからだそうです。
野際さんとの離婚後、1996年に千葉さんは、
28歳年下の元舞妓である今の奥様と再婚し、二人の息子をもうけました。
そのご家族とは、アメリカのロサンゼルスに豪邸を構え、暮らしてきました。
しかし、昨年(2012年)の10月、週間誌「女性自身」が、
千葉真一さんは、現在の嫁とは別居状態にあり、離婚寸前であると報じました。
「女性自身」は、その時、京都の実家に戻り、パチンコ店に勤務しているという千葉さんの嫁さんに
直撃インタビューしたそうです。
別居の原因は「映画の配給会社からの訴訟などで経済的に困窮し、ロサンゼルスにあった豪邸を追い払われた」からだそうです・・・。
訴訟大国のアメリカですから、その話はなきにしもあらずです。
一方の千葉さんは、「女性自身」のインタビューに対し、「嫁は一緒にいる」と別居を否定したそうですが・・・。
今回の日体大の卒業式で、別居問題や離婚についての囲み取材がなかったので真相のほどはわかりませんが、
今後のご夫妻の動向に注目ですね。
それはともかくとして、千葉真一さん、日本体育大学のご卒業、おめでとうございます。
57年がかりで大学を卒業されたそうですが、それは素晴らしい事ですね!