スクーデリア・フェラーリは11日、日本人F1レーサーの
小林可夢偉さんと契約を結んだと明らかにしました。
小林可夢偉さんは1986年生まれの現在、26歳。
2009年にトヨタからF1デビュー。
2010年にはザウバーに移籍し、2012年はの10月、
日本GPで3位となり、
日本人としては22年ぶりに表彰台にあがるという快挙を成し遂げた可夢偉さん。
ところが、20112年シーズン終了後ザウバーのシートを失い、
チーム・ロータスを中心に契約交渉を行ってきましたが、
11日のフェラーリの発表まで、13年シーズンの活動は決まっていなかったのです。
一時は「2013年のF1シーンには、日本人ドライバーが消えてしまう。」そんな危機的状況を迎えていました。
そこで、何とかしようとインターネットで呼びかけた
“KAMUI SAPPORT”(http://www.kamui-support.com/)で1億8千万円と、
それに加えて企業からの支援により、
総額800万ユーロ(日本円換算約9億円)を集めたものの、
条件に届く事ができずどことも契約が出来きず・・・。
本人も絶望的だったようです。
F1ファンの間でも、2013年のF1シーンから、日本人ドライバーが消えてしまう事が
懸念されていました。
そこへきてようやくフェラーリと契約を結ぶことができ、
可夢偉さんは2013年も活動することができるようになりました。
本当に良かったですね!
小林可夢偉さんといえば、ネット上で「実家」と検索される方が多いようですが、
可夢偉さんのご実家は、兵庫県尼崎で「寿司屋」さんを営んでいます。
店名は「えびすや」さんです。
【可夢偉さんの実家の寿司屋”えびすや”の画像】
【可夢偉さんの地元にある、三和本通り商店街の”カムイロード”。】(地元から愛あされてますね~)
ところで、小林可夢偉さんはタレントのあびる優さんと交際していることも、有名です。
昨年の日本GPで可夢偉さんが表彰台にあがった時も、
あびる優さんは自身のブログで「皆様のおかげです。ありがとうございます。」とまるで、
妻でもあるかのようなコメントを出したことが、話題となりました。
この二人には、破局の情報もありませんので、交際は順調なのでしょうね。
可夢偉さんの今シーズンの活動については、
AFコルセからWEC世界耐久選手権に参戦するそうで、
4月14日に開催されるWEC開幕戦シルバーストン6時間が
可夢偉さんにとって最初のレースになります。
可夢偉さんは、
「ハードに働いて、自分の新しいキャリアにすべてを捧げるつもりです。
僕のすべてのファンにもサポートを期待しています」とコメントを発表しています。
シートを失いかけた後だからこそ、喜びも意気込みも相当強いものとなったでしょうから、
今後の活躍に期待しています。