2012年12月、5年ぶりに歌手活動を再開した華原朋美(38)が
東日本大震災から2年経った11日、被災地で熱唱し、声援を送りました。
華原さんが出演したのは、福島・郡山市の郡山女子大学で行われた
復興支援イベント「福魂祭 FUKUSHIMA SOUL」。
華原さんはイベントの「トリ」で登場。
彼女の代表曲「I’m proud」「I BELIEVE」の2曲を歌い上げました。
イベントでは薬物依存症で入院、
克服した自身の体験や体験を思い起こし、
「99・9%立ち直れない、と思ってましたが、こんな私でも乗り越えることができました。
皆さんにも元気を届けられれば・・・。」と現地でエールを送りました。
苦難を乗り越え、人は変われる、状況は変えられるというのを身をもって体験した
華原さんの言葉には、リアリティがあって、現地の人の心にも大きく響いたと思います。
華原さんは震災が起こった2年前、すでに薬物依存を克服し、
父のボランティア活動に参加するため、フィリピンに滞在してました。
フィリピンからという遠い地から「何とか故郷・日本の被災地の力になりたい」と思っていたそうです。
今回のイベント参加も、華原さんが自ら志願し、実現しました。
思いが叶ったのですね。
自分が辛い思いをしたからこそ、苦しい人たちの気持ちがわかる。
だからこそ、現地へ出向いてエールを送ろうという思いが生まれ、行動に移せるのでしょうね。
華原さんは今年2月、7年ぶりとなる新曲「夢やぶれて」をリリースしました。
「夢やぶれて」は映画『レ・ミゼラブル』で主演のアン・アサウェイが唄ったこの曲のカバーです。
名曲です。
【アン・ハサウェイの夢やぶれて】
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人間は「夢をやぶれること」があっても、気持ちを持ち直せば、必ず克服できるものです。
華原さんを見ているとそう思えるのです。
華原さんが芸能活動を休止する前、彼女の精神不安定な様子をテレビで観たときは、
「彼女はどうなってしまうんだろう?」と心配でしたが、
今の華原さんは、まるで別人です。
芯の強い、とてもしっかりした女性へと成長しました。
よくここまで頑張ってきましたね。
華原さんの歌声と存在は、被災された方々に大きな勇気とパワーを与えたのではないでしょうか。
被災地の皆さん、復興に向けてまだまだ時間はかかるかもしれませんが、
乗り越えられる事を祈っています。
【華原朋美 M-ON TV インタビュー完全版(Vol 1-8) 動画】