京都大学の山中伸弥教授のiPS細胞創造でのノーベル医学生理学賞を受賞について、
中国と韓国のメディアが異例の報道をしています。
特に韓国のメディアは、サムソンがソニー等の日本メーカーに勝っているのに、
基礎化学の分野では日本に遅れていると認めています。
ソニー、シャープ、パナソニックのような家電メーカーが、
韓国や中国のメーカーに追いつき追い越される状態で、
最近元気が無かった日本でした。
そんな中で、今回の山中教授の中山教授のノーベル賞受賞は、
日本人の自信を取り戻させるものでした。
特に、iPS細胞の創造は、再生医療に画期的な道筋を付けたことで、
人類の未来に大きな貢献をする可能性があります。
大学でも、理工系の人気が下火になっている日本ですが、
山中教授のノーベル賞受賞がきっかけになって、
日本の科学力、時に基礎研究の大事さを再認識して、
若い人達が緒戦してくれることを願っています。
特に、現在難病で苦しんでいる人たちは、
iPS細胞による新薬の開発、治療方法が一日も早く確立されるのを待っています。
これまでも地道な研究が勧められてきましたが、
今回のノーベル賞の受賞で研修に注目が集まり、
より多くに研究者や企業それにこれから育つ若い人達が加わり、
今後数年かかると言われている実用化が、
少し手も早くなるように期待しています。