急性リンパ性白血病を再発した
大塚範一アナウンサー(64)が、
闘病生活をつづった本「耐えて、咲く」(講談社)が出版されます。
この本の発売日は4月12日です。
大塚アナは2011年12月に白血病と診断されて入院。
同年10月に退院するまで11カ月に及ぶ闘病生活を送りました。
今回発売される「耐えて、咲く」では、2011年以降の闘病中の思いを中心に、
高校時代の挫折、NHKアナウンサー時代の転機などが綴られているそうです。
白血病と宣告された時の戸惑いや、治癒率が3~4割と言わたときの
不安も率直に書かれているとのこと。
同書のあとがきでは、
3月14日の定期健診で白血病再発を医師から告知されたことを明かしている。
その上で、再起を誓っているそうです。
大塚アナのような白血病にかかった場合、
骨髄移植よって病気を克服できるケースが多いのですが
(骨髄移植とは、ドナーと言われる骨髄の提供者の骨髄
細胞を患者に移植する方法)
最大のネックが、
骨髄提供者と白血球の形が適合する必要性です。
その確率が、血縁者で約4分の1、
非血縁者だと数百から数十万人に1人と非常に確率が少ないのです。
その期間としては早くて3ヶ月の場合もあれば、
何年経っても見つからない場合も有り、
骨髄バンクに登録し実際に移植を受けられるのは6割程度と言われています。
大塚範一アナの場合は既に両親が他界していることと、
3人の血縁者(3人の姉)が既に高齢のため、
大塚範一アナが姉たちの身体を気遣い、
骨髄の提供を断っているらしいのです。
それに加え、大塚範一アナ自身も60歳であり、
骨髄移植の手術は非常に困難とのこと。
骨髄移植は、対外の物が体内に入るため、
その拒絶反応も多く、
また化学療法による手術に体力的に
厳しいそうなのです。
死亡説まで出ている、大塚アナですが今、一生懸命闘病しています。
大塚アナの現在の病状についてですが、
9日に病室を見舞った出版社の編集者によると、
大塚アナは「治療は順調に進めています。食欲も旺盛で元気いっぱいです」ということです。
あの大塚アナの笑顔が、またテレビの前で観られる日を祈っています。