最近スーパーやコンビニで、一房100円以下の安いバナナが多くなったと思いませんか。
これには理由が有ります。
日本では中国との間の尖閣列島をめぐる国境問題がありますが、フィリピンと中国の間にも同じように国境問題が有ります。
中国は、ベトナムに近い西紗諸島やフィリピンに近い南紗諸島で国境をめぐって対立しています。
これらの地域では、それぞれの国が島の実効支配をしようとしています。
この国境問題の為、中国がフィリピンからの輸入品の輸入時のチェックを厳しくしました。
この影響を受け、フィリピンのバナナが中国に売りにくくなり、日本に出回って来たのが最近の日本で格安バナナが増えた原因です。
バナナは「ミラクル・フルーツ」と呼ばれ、ビタミンやミネラルを多く含んで栄養バランスが良い上に、食物繊維も多いので便秘の予防にもなります。
この様に、栄養食品のとして素晴らしいバナナが安く手に入るのは消費者にとって嬉しい事です。
しかしそれが、フィリピンと中国の国境問題が影響しているとなると、喜んでばかりはいられませんね。