徳島県上勝町で高級料理店でツマモノに使われる「葉っぱビジネス」が話題になっています。
上勝町は森林資源に恵まれ、もともとは木材とみかんの産地ですが、
山間部で機械化が難しく、効率的な栽培ができませんでした。
高齢者には重労働で生産が減少していました。
そんな時に、高級料理店の客がツマモノの葉っぱを持ち帰るのを見て、
葉っぱが高級料理店のツマモノに使えることに気が付き、
葉っぱをビジネスにする、「いろどり事業」として立ち上げました。
ビジネスの中核は注文のやりとりをするコミュニケーションシステムです。
葉っぱを、需要に応じたタイミングで、供給過剰に成らない量を提供します。
初めはファクシミリを使っていましたが、
よりきめ細かな受注管理をするためパソコンを導入しています。
パソコンの入力端末には、キーボドを簡略化したものを導入し、
80歳位上の高齢者がパソコンを使いこなしています。
80歳で年収1000万円を稼ぐおばあさんもいます。
「葉っぱビジネスは」ちょっとしたあヒントをビジネスに結びつけた才覚と、
お年寄りを巻き込んだ受注・供給体制を作ったのは素晴らしいことです。
高齢化を迎える日本で、高齢者でもパソコンを使いこなし、
生涯現役の仕事のバを提供できる大変良い例ですね。
「葉っぱビジネス」に続く、新しいビジネスチャンスはいくらでも有ります。
いつも問題意識を持ってああらしいビジネスを見つけ出したいですね。