iPhone5で地図のアプリケーションの不具合で、羽田空港がホテルになったりした誤った表示がされるのが問題にまりましたが、そのソフトウエアの開発責任者が更迭されるそうです。
携帯端末様基本ソフト「iOS」の開発責任者のフォーストール上級副社長が来年退任すると発表されました。
アップルはiPhone5地図のサービスで、これまで使っていたグーグルと変えて、自社のアプリケーションを使いました。
これは地図との連動するサービスが、広告情報の提供などに欠かせない重要なものなので、
これを競争相手のグーグルから自社に取り込もうとしてのことでした。
結果は既にご承知の様に、アップルの地図サービスが使い物にならず、グーグル等の競争相手のサービスを使うように、ユーザーにお願いすることになってまうという、大失態になってしまいました。
これによるアップルの評判の失墜とビジネスチャンスの喪失は大きなものだと思います。
今回の「iOS」の開発責任者の更迭は、この影響の大きさを示していますね。
これに似た例は、2010年のiPhone4の発売の時にも起きています。
この時は、iPhone4が受信障害を起こしてしまいました。これは携帯電話機として根幹に関わる機能なので重大な問題でしたね。
その責任をとって、当時のiPhoneの開発責任者のペーパーマスター副社長が退社しました。
アップルには、重大は問題を起こした責任者は厳しく罰する風土がありそうですね。
これはユーザーに喜んでもらえる製品を提供するのには大事な姿勢だと思います。