音楽家である、坂本龍一さんが、「バークリー日本賞」というものを受賞したそうです。
これは、米カリフォルニア大バークリー校日本研究センターは8日、
音楽家の坂本龍一さん(61)が、世界が日本への理解を深めることに
貢献したとして「バークリー日本賞」を授与したというものです。
坂本さんの国際的な音楽活動に加えて、反原発など環境保護に対する取り組みを評価されての受賞だそうです。
坂本さんは9日、共同通信に対して「反原発の活動をする日本人は少ないが、実際には多くの人が(本音では)反対しています。
(私たちが)運動を続けていくことで、皆さんの想いや勇気を維持することができると思います」と語りました。
そして坂本さんは8日には、バークリー校での授賞式に出席し、音楽の授業をしたそうです。
9日には環境保護をめぐるシンポジウムに参加、コンサートも開きました。
坂本さんが環境問題に目覚めたのは、御自身に子供ができてからだとおっしゃっていました。
それまでは地球環境には興味などなかったそうですが、子供ができたときに、
子供あるいは未来の子孫のために、素晴らしい地球の環境を残していきたいと想ったんだそうです。
それを思うだけでなく、実際に行動している坂本さんは立派だと思います。
ちなみに。バークリー日本賞は2008年から始まり、
作家の村上春樹さん(64)やアニメ映画監督の宮崎駿さん(72)が受賞しているそうです。
坂本さん、受賞おめでとうございます。