昨年12月に日本の携帯がLTE時代にはいる、とお知らせしましたが。
携帯電話各社ともLTEのサービス強化に力を入れています。
NTTドコモは、最近LTEを更に高速化する、LTE-A(LTE Advanced)の実用化の開発を発表しました。
LTE-Aの実際の機能は色々ありますが、
最初はキャリアアグリゲーションという、複数の電波を束ねて高速データのサービスを目指しています。
一方、隣国の韓国は実は世界でも携帯電話サービスの実用化では世界のトップを走っています。
日本ではLTEサービスを2010年末に、
KDDIやソフトバンクに比べ2年近く早く始めましたが、
LTE技術の現場での調整に慎重だったのか、
基地局のLTE化は余り積極的ではありませんでした。
潮目が変わったのは、2012年9月にKDDIとソフトバンクがiPhone5の発売と同時にLTEサービスを始めてから、本格的なLTEサービス競争が始まりました。
このブログで昨年末にお知らせしたように、
2013年は本格的なLTE時代になりますね。
これに対して韓国では、既に全国的なLTEサービスの展開は終わっています。
韓国のLTEサービスに慣れた人が日本に来て携帯電話を使うと、
データー速度が遅いのに驚いています。
韓国は既にLTE-Aの時代に入っています。
スマホではサムソンがアップルに対抗して大変な実績をあげていますが、
携帯電話の技術の実用化でも、韓国は世界をリードしています。
この事を再認識していただきたいと思います。
韓国の通信事情は引き続きお知らせします。