平安時代の雅な宮中行事を再現する、「曲水の宴(きょくすいのうたげ)」が、
3月3日(日)に催されるところがあります。
ひな祭りと同日になりますので、ますます雅さが増しますね。
曲水の宴は京都、平泉等の各地で行われていますが、
2013年3月3日(日)には九州の太宰府天満宮で曲水の宴が行われます。
奈良時代には曲水の宴は3月3日に催されていました。
現在は各地で開催日はまちまちです。
太宰府天満宮では、毎年3月の第一日曜日に催されますが、
今年は3月3日がその日に当たりますので、
ひな祭りと同じ日になりました。
曲水の宴は平安時代の十二単(じゅうにひとえ)の衣装を着て、
水路を流れる盃が自分の前に来る前に短歌を作り、
お酒をいただくという誠に雅な行事です。
参加される人たちの姿も平安時代そのものなのでひな祭りにピッタリですね。
太宰府では1000年以上前に始まりその後途絶えていたものが、
1962年に再開されました。
このように歴史があるものが引き継がれているのは素晴らしいことですね。
太宰府天満宮の曲水の宴には、1,100人の観覧席があります。
11時から開催で自由に参加ができます。
一般の入場者の方は予約が出来ませんのでご承知下さい。
太宰府天満宮へは、西鉄電車の太宰府駅が最寄り駅で、
駅から徒歩5分程度で着きます。
3月3日ひな祭りの日の雅な行事に、
興味が有る方はご参加頂され、
平安時代の雰囲気を味わう機会を持たれては如何でしょうか。