女優・鈴木杏樹さん(43)の夫で、

駿河台日本大学病院勤務の外科医、

山形基夫(やまがた・もとお)さんが1日、死去されました。享年56歳。

鈴木杏樹さんは、夫と手術を受ける予定だったアメリカで悲しみの対面をし、7日、日航機で帰国しました。

杏樹さんは相当憔悴し切っていた様子だったそうです。

さぞかし辛い対面だったんでしょうね・・・。

山形さんは、数年前から内臓疾患を抱えていたとのことでした。

病名、死因は肝臓疾患だったそうです。

急死と言う事は、状態は相当悪かったのでしょうね。

大学病院の外科部長として忙しく精力的に診察、手術をこなしていたそうです。

多くの患者に頼りにされる名医として知られていました。

【山形基夫さん画像】

そして1日も早い現場復帰を目指し、治療のために渡米。

ところが、手術を目前に容体が急変し、入院先の異国で帰らぬ人となってしまいました。

なんと亡くなったのは手術の前日だったそうですよ。

あまりに悔しいですね。

鈴木杏樹さんと山形さんは98年6月に結婚。

山形さんが亡くなった1日は、

鈴木杏樹さんが金曜レギュラーを務める日本テレビ朝の情報番組「ZIP!」に生出演していたところでした。

画面を通しては普段と変わらない様子を見せていましたが、

日本テレビ関係者は「番組側には山形さんの異変を知らせていたようです」と説明。

夫の死という、ありえない悲報を胸中をひた隠しにして、気丈に振る舞っていたと思うと胸が張り裂けそうです。

そして、鈴木さんは翌2日の飛行機で亡くなった夫が待つ米国へ駆けつけ、無念の対面を果たしました。

山形さんとの出会いは98年1月。

鈴木さんがMCを務めるフジテレビ「ミュージックフェア」出演中に腹痛を訴え、腸閉そくで駿河台日本大学病院に入院。

山形さんの執刀で手術を受けました。

二人ともパソコンが趣味だったことから意気投合。

退院後にメールでやり取りをしているうちに、恋心が芽生え、交際が始まり、交際4カ月で婚姻届を提出しました。

今年で結婚15年目を迎える二人には子供さんはいらっしゃいません。

子供がいないためからか、離婚の噂もあったようですが、一緒に料理を作るなど、二人はおしどり夫婦だったそうです。

山形基夫さんのプロフィールですが、

75年に日本大学医学部に進学。81年の卒業後、母校の板橋病院に勤務。

その後、米国留学で内視鏡治療を習得し、消化器がんを研究していました。

テレビ番組で“がんの若き権威”として紹介されたこともあったそうです。

山形さんのご冥福をお祈り申し上げます。