北朝鮮が今日の午前中にミサイルを打ち上げましたね。
ロケットの一段目に不具合があるという事で発射の延期を発表した直後に、
不意をつくような感じの今回の発射でした。
日本政府は発射直後に事実関係を発表し、
日本の領土に被害はなかったので迎撃はしなかったそうです。
米国のNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)から、
打ち上げの詳細な内容が発表されています。
それによれば、打ち上げは12日の午前9時49分頃で、
北朝鮮北東部の東倉里から発射されました。
ロケットの機体はフィリピン東方300キロの海上に落下し、
また、物体が軌道上に有るとの事です。
北朝鮮は人工衛星が予定の軌道にのったと発表しています。
今回の打ち上げは、事前の発表の後、ロケットの不具合で打ち上げがえんきされたとの情報や、
ロケットの解体が始まったとの情報があったので、実際の打ち上げまで時間がかかりそうなイメージでした。
その様ななかで発射が強行されたので、突然という感じがしますね。
今回のミサイル発射は、衛星も軌道にのったようなので、
これまで失敗続きだっったものが初めて成功したようですね。
3段ロケットの切り離しも順調に行ったようで、
ロケットの機体の落下物も予定の海域に落ちたようです。
このミサイル打ち上げの成功で、北朝鮮のロケット技術力が一定のレベルになってのを証明したようです。
これに先立って、北朝鮮の軍の幹部が、北朝鮮のミサイルは米国にも到達できるという発言をしているので、
北朝鮮の軍事的脅威が高まったのは間違いありません。
日本を含めた周辺国家と、米国が共同で更なる対策を練る必要があります。
それとともに、今回のミサイル打ち上げの成功で、
北朝鮮国内での金正恩氏に対する求心力が高まるかは、
今後の動きに注目ですね。