読売新聞が10月11日付けで、森口尚史氏のiPS細胞の心筋細胞移植の報道して以来、

同氏の発言の真意について騒ぎが続いています。

今日もニューヨークで森口氏の記者会見がありました。

 

記者会見では、6例と言っていた手術が実は1例だけだったになったり、

手術をした場所や時期が変わったりして釈然としませんでした。

 

読売新聞は、13日に森口氏についての一連の報道は誤報だったと釈明しています。

森口しが読売新聞に話を持ち込んだそうですが、

森口氏の肩書きを確認せずにそのまま報道してしまったそうですが、これもお粗末ですね。

 

森口氏が何故今回の様な行動をしたかは未だわかりませんが、

一連の報道が虚偽のものであれば、森口氏は大嘘つきになりますね。

 

山中博士のノーベル賞の受賞を知って、

領土問題や、ぱっとしない景気で沈みがちの日本人は、

久しぶりに明かるい気分にしてもらえました。

 

そんな明るい気持ちになっている日本人に、

今回の森口氏の言動はこれに冷水を浴びせるような気がしますね。

もし嘘の発言をしているなら、潔い謝罪をして欲しいですね。

 

山中博士はじめ、日本や世界でiPS細胞の開発に取り組んでいる方々に、

一日も早い実用化を実現してほしいものです。

 

P.S. 森口氏の報道に関連して、山中博士へのインタビューを見ましたが、

質問がノーベル賞の賞金を何に使うのかといった、本当にくだらないものでした。

質問は質問者のレベルが分かります、日本のメディアのレベルの低さを感じてがっかりしました。