アメリカのペンシルバニア州で、ハロウィーン・パーティに参加していた9歳の少女が、
誤って銃で撃たれて重体になっています。
この少女は全身黒づくめの衣装で、丘に隠れようとしていたところを、
遠くからから見ていた人がスカンクと思い、散弾銃で撃ってしまったとのことです。
撃たれた少女は、50キロほど離れた病院に空輸されましたが重体です。
同じような事件では、20年前に日本人の留学生、服部剛丈(はっとり よしひろさん、当時16歳)が、
間違って他の家に入り、マグナム44という強力な拳銃で至近距離から撃たれて死亡した事がありましたね。
服部さんの遺族の方が、同じような悲劇が起きないようにと、訴えていたのをニュースで見たばかりでした。
ハロウイーンは、子供たちが思い思いの仮装をして近所の家を回ってキャンデーなどをもらって歩く楽しい習慣ですが、
今回の様に、誤って銃撃されてしまってはたまりません。改めてアメリカの銃社会の怖さを感じます。
銃による自衛権が認められておりアメリカでは、知り合いのほとんどの人が、家に散弾銃やライフル銃を持ち、
自動車には拳銃を置いているのを知って驚いたことがあります。
日本では想像も付かない生活習慣の違いなので、アメリカに行かれる方は十分注意されて下さい。
レンタカーを運転していて警察官に止められたら、免許書を出そうといきなり上着のポケットに手をいれたら誤っで撃たれる可能性があります。
こんな時は上着の上から胸を指さす仕草をして下さい。 アメリカでの生活の知恵でした。