兵庫県尼崎市の連続遺体遺棄・行方不明事件の首謀者とみられる、
角田(すみだ)美代子被告の顔写真を読売新聞が他人の物を誤って掲載していました。
写真を間違って掲載された本人からの通報で発覚したそうですが、とんでもないミスですね。
間違われた方のショックやストレスは大変なものだったと思います。
読売新聞では、掲載写真について角田被告の複数の知り合いの人に確認し、
間違いないと聞いて掲載したそうですが、
実は、確認の途中で「写真が違うのではないか」との話も聞いたそうです。
この話を軽視して間違った写真を載せてしまったそうです。
このまえの、iPS細胞の誤報騒ぎも酷かったですが、
今回の写真取り違えも深刻さは変わらないと思います。
尼崎のような凶悪な事件の容疑者と間違えられるなど、本当にあってはならない事です。
写真の取り違えは、読売新聞以外のメディアでもあったそうです。
基本的なチェックがおろそかになっている最近のメディアです。
報道は第3の権力と言われています。
この質が問われていると思います。
もう一度報道の原点に立ちもどった姿勢がほしいものです。