ノロウイルスがはやっています。
ノロウイルスによって、乳幼児から高齢社まで急性胃腸炎をおこす原因になります。
この急性胃腸炎は下痢と嘔吐の症状が出ます。
この症状がひどいと死亡する場合もあります。
この危険なノロウイルスが今年は大流行の兆候があります。
平成18年に大流行しましたが、今年は今年の患者数はこれに次ぐ患者数です。
ノロウイルスは、感染者の便や吐いたものから、口に入って感染します。
このため、口からのウイルスの侵入を防ぐのが基本になります。
ノロウイルスの予防には、外出やトイレの後で石鹸を使って良く手洗いをするのが大事です。
ノロウイルスにかかると、24時間か48時間の潜伏期間があって、
嘔吐、下痢、腹痛と軽い発熱があります。
ふつうは1~2日症状が続いた後回復しますが、
免疫の弱った人が感染すると、
激しい嘔吐や下痢が続くときがあり、長引くと危険です。
治療方法としては、
ノロウイルスには有効な薬がありません。
そのあめ、対症療法が主体になります。
体力をつけて症状の回復を待つことになります。
相性療法にあまり強い下痢止めを使うと、
逆効果になるので気を付ける必要があります。
今年の冬は、例年より寒くなりそうです。
風邪などをひかないようにして、体力をつけ免疫力を高めましょう。