日本政府が尖閣列島を国有化したことが引き金になって、

中国国内の各地で日本の資本のスーパー、工場、大使館等が焼き討ちされています。

日本人から見るとひどいものだと思いますが、その実態はどの様なものでしょうか。

ニュース映像などを見る限り、最近格差が広がっている中国で不満を持った人達が尖閣問題をきっかけに爆発したということでしょう。

彼らにとって、不満をぶつける相手は何でも良く、今回はたまたま尖閣がきっかけになって日本が標的になったということでしょう。

その為に、現地に滞在している日本人の駐在員が危険な目にあったり、お店や工場などが焼き討ちされつのはとんでもないことです。

一方中国の内部では、トップの交代時期に当たり、大変微妙な時期です。

肝心な、時期主席の習氏がクリントン米国務長官始め、各国の要人との会談をドタキャンして、

動向が注目されました。

肝臓の手術をしたとのことですが、この微妙な時期に新たなリスク要因と言えますね。

 

さて、中国の反日暴動ですが、官憲が暴徒の積極的な摘発をしていない様ですが、

しばらく様子見ということろでしょう。

その中で気になるのは、インターネットを通じて18日に大規模な暴動を起こそうという動きです。

18日は、日本と中国の戦争の満州事変のきっかけになった、柳条湖事件が起きた日ということで特別視しています。

この動きが本当になえば、暴動は更にエスカレートしてしまい、手がつけられない状況に成りそうです。

逆に、18日に騒ぎが拡大しなければ、沈静化に向かったと見て、

官憲の取締が始まるのが期待されます。

この為、18日の中国の反日暴動の動きは大変注目されます。