マイクロソフトのウインドウズの責任者、スティーブン・シノフスキー氏(47)が、
12日同社を退社しました。
マイクロソフトは、10具26日に「ウインドウズ8」を発売しましたが、
売れ行きが鈍かったので、その責任をとった可能性があります。
ウインドウズ8はタブレット端末にに対抗して、タッチパネルの機能を盛りこんで、
パナソニック、ソニー等のパソコンのメーカーもこの機能に対応した新機種を発売しました。
新機種の発売では、ソニーのVAIOが一時品薄にないような時もありましたが、
全体的には新製品の発売としては穏やかなものだったようです。
2009年にウィンドウズ7を発売した時は、全体の26%のパソコンがウインドウズ7を搭載したいましたが、
ウインドウズ8では全体の6%程度のパソコンが搭載しているだけでした。
この売れ行きの悪い原因には、iPad等タブレット端末の登場でパソコン離れが進んでいることが有るでしょう。
特にアップルは、マイクロソフトのウインドウズ8の発売を意識したように、
直前にiPad miniを発売しました。
またグーグルのネクサス7の打ち上げも好調で、
パソコンからタブレットへのユーザーの流れは止まらないでしょう。
今回のスティーブン・シノフスキー氏の辞任は、ウインドウズ8発売の直後ということがありますが、
8の売れ行きが芳しくない事とは無縁ではないでしょう。